AWS SAA-C03 対策 #11 アーキテクチャ設計
ここまでに学んだサービスを組み合わせて、1 つのシステムにする章です。静的サイト・3 層 Web・高可用性・EC サイト・動画配信・大量アクセス・ファイル共有・SaaS・サーバーレス API・バッチ・災害対策・ハイブリッドの 12 の定番シナリオについて、要件 → 選ぶサービスと理由 → 構成例 → 別解と選ばない理由 → 試験での問われ方 の順に組み立てます。考える演習では「必要なサービスを 2 つ選ぶ」「なぜ X ではなく Y か」「この構成図のどこがおかしいか」を繰り返し、CLI シミュレーターでは CloudFront + OAC の静的サイト、ALB の 3 層化、Auto Scaling と Multi-AZ、SQS と Lambda の連携、DR のスナップショットとレプリカ、VPN の経路を実際に作ります。過去問と暗記だけでは試験が終わると忘れる。だから読んだ直後に手を動かす。SAA の 4 ドメインすべてが混ざって出る、本番に最も近い章です。
対象者: #01〜#10 で個々のサービス(VPC・EC2・S3・RDS・Lambda など)の役割を学び終えた人。「問題文の要件からサービスの組み合わせを選ぶ」練習をこれからする人
前提知識: #03 VPC・ネットワーク、#04 EC2・コンピューティング、#05 ストレージ、#06 データベース、#07 サーバーレス、#08 可用性・DR
この教材を終えると、できるようになること
- 静的サイトの要件(安い・落ちない・HTTPS・独自ドメイン)から S3 + CloudFront + Route 53 + ACM を組み立てられる。S3 のウェブサイトホスティングだけでは足りない理由(HTTPS・バケット公開)を説明できる。問題文の「静的コンテンツ」「サーバー管理なし」「最もコスト効率が高い」から EC2 ではなく S3 を選べる
- 静的 Web サイト(S3 + CloudFront で、サーバーなしで配る)を CLI で作り、構成図と describe コマンドで確認できる。
- 3 層(プレゼンテーション・アプリケーション・データ)をどのサブネットに置き、どの経路で通信させるかを説明できる。セキュリティグループの「参照」で、層ごとに前の層からだけ許可する設計ができる。構成図を見て「DB がパブリックにある」「SG が広すぎる」などの間違いを指摘できる
- 3 層 Web システム(入口・アプリ・データを分けて守る)の要件を読み解いて、自分で構成を組める。
- 単一障害点(1 台のサーバー・1 つの AZ・1 つの DB)を見つけて、それぞれの対策を言える。Auto Scaling(最小 2 台・2 AZ)と RDS Multi-AZ で、AZ 障害でも動き続ける構成を組める。構成図を見て「どこを増やせば止まらなくなるか」を指摘できる
- 高可用性 Web サービス(どこが壊れても止まらない)の要件を読み解いて、自分で構成を組める。
…ほか 13 項目(レッスン一覧をご覧ください)
Chapter 1Web システムの基本形
サーバーなしの静的サイト(S3 + CloudFront + OAC)、層を分けて守る 3 層 Web(ALB → EC2 → RDS)、単一障害点をなくす高可用性 Web(2 AZ + Auto Scaling + Multi-AZ)
- 静的 Web サイト(S3 + CloudFront で、サーバーなしで配る)HTML・CSS・画像だけのサイトは、サーバーを立てない。S3 に置いて CloudFront で配る。HTTPS は CloudFront + ACM、ドメインは Route 53、S3 は OAC で非公開のまま約10分(有料会員限定)
- 静的 Web サイト(S3 + CloudFront で、サーバーなしで配る) ミニクイズ読んだ直後に、短い問題で確かめる約3分(有料会員限定)
- 静的 Web サイト(S3 + CloudFront で、サーバーなしで配る) ハンズオンAWS CLI 風シミュレーター(学習用・非公式)で手順どおりに作り、右の構成図で確かめる約10分(有料会員限定)
- 静的 Web サイト(S3 + CloudFront で、サーバーなしで配る) 考える演習要件から構成を選ぶ・なぜその構成かを自分の言葉で選ぶ約6分(有料会員限定)
- 静的 Web サイト(S3 + CloudFront で、サーバーなしで配る) 本番形式問題「ある企業では〜」のシナリオ問題で、本番の聞かれ方に慣れる約6分(有料会員限定)
- 3 層 Web システム(入口・アプリ・データを分けて守る)Web システムの基本形。入口(ALB)はパブリック、アプリ(EC2)とデータ(RDS)はプライベートに置く。層ごとにサブネットとセキュリティグループを分け、通信は「前の層からだけ」許可する約10分(有料会員限定)
- 3 層 Web システム(入口・アプリ・データを分けて守る) ミニクイズ読んだ直後に、短い問題で確かめる約3分(有料会員限定)
- 3 層 Web システム(入口・アプリ・データを分けて守る) 自分で組む完成条件だけを見て、自分で構成を組む約15分(有料会員限定)
- 3 層 Web システム(入口・アプリ・データを分けて守る) 考える演習要件から構成を選ぶ・なぜその構成かを自分の言葉で選ぶ約6分(有料会員限定)
- 3 層 Web システム(入口・アプリ・データを分けて守る) 本番形式問題「ある企業では〜」のシナリオ問題で、本番の聞かれ方に慣れる約6分(有料会員限定)
- 高可用性 Web サービス(どこが壊れても止まらない)止まらない Web サービスは「単一障害点をなくす」。ALB は 2 AZ、EC2 は Auto Scaling で最小 2 台を 2 AZ に、RDS は Multi-AZ。セッションは外に出してサーバーを使い捨てにする約10分(有料会員限定)
- 高可用性 Web サービス(どこが壊れても止まらない) ミニクイズ読んだ直後に、短い問題で確かめる約3分(有料会員限定)
- 高可用性 Web サービス(どこが壊れても止まらない) 自分で組む完成条件だけを見て、自分で構成を組む約15分(有料会員限定)
- 高可用性 Web サービス(どこが壊れても止まらない) 考える演習要件から構成を選ぶ・なぜその構成かを自分の言葉で選ぶ約6分(有料会員限定)
- 高可用性 Web サービス(どこが壊れても止まらない) 本番形式問題「ある企業では〜」のシナリオ問題で、本番の聞かれ方に慣れる約6分(有料会員限定)
Chapter 2売上・大容量・急増に耐える
注文を失わない EC サイト(SQS FIFO + DynamoDB + Aurora)、大きなファイルを許可した人にだけ配る動画配信(MediaConvert + 署名付き URL)、届く前に減らす大量アクセス対策(CloudFront + キャッシュ + キュー)
- EC サイト(注文を失わず、セール時にも止まらない)EC サイトは「止まる=売上が消える」。高可用性 Web の上に、注文を SQS で受け止め、カートを DynamoDB に、商品 DB は Aurora、セールの急増は CloudFront とキャッシュで受ける約11分(有料会員限定)
- EC サイト(注文を失わず、セール時にも止まらない) ミニクイズ読んだ直後に、短い問題で確かめる約3分(有料会員限定)
- EC サイト(注文を失わず、セール時にも止まらない) 考える演習要件から構成を選ぶ・なぜその構成かを自分の言葉で選ぶ約6分(有料会員限定)
- EC サイト(注文を失わず、セール時にも止まらない) 本番形式問題「ある企業では〜」のシナリオ問題で、本番の聞かれ方に慣れる約6分(有料会員限定)
- 動画配信(大きなファイルを、速く、許可した人だけに)動画は S3 に置き、MediaConvert で複数の画質に変換し、CloudFront で配る。会員限定なら署名付き URL / Cookie。ライブ配信は MediaLive + MediaPackage。アップロードはマルチパートと Transfer Acceleration約10分(有料会員限定)
- 動画配信(大きなファイルを、速く、許可した人だけに) ミニクイズ読んだ直後に、短い問題で確かめる約3分(有料会員限定)
- 動画配信(大きなファイルを、速く、許可した人だけに) 考える演習要件から構成を選ぶ・なぜその構成かを自分の言葉で選ぶ約6分(有料会員限定)
- 動画配信(大きなファイルを、速く、許可した人だけに) 本番形式問題「ある企業では〜」のシナリオ問題で、本番の聞かれ方に慣れる約6分(有料会員限定)
- 大量アクセスサイト(10 倍のアクセスを、増設なしで受ける)大量アクセスは「サーバーに届く前に減らす」が鉄則。CloudFront で静的を肩代わり、ElastiCache で DB を守り、DynamoDB で自動スケール、SQS で書き込みをならし、Auto Scaling は最後の砦約10分(有料会員限定)
- 大量アクセスサイト(10 倍のアクセスを、増設なしで受ける) ミニクイズ読んだ直後に、短い問題で確かめる約3分(有料会員限定)
- 大量アクセスサイト(10 倍のアクセスを、増設なしで受ける) 考える演習要件から構成を選ぶ・なぜその構成かを自分の言葉で選ぶ約6分(有料会員限定)
- 大量アクセスサイト(10 倍のアクセスを、増設なしで受ける) 本番形式問題「ある企業では〜」のシナリオ問題で、本番の聞かれ方に慣れる約6分(有料会員限定)
Chapter 3共有・マルチテナント・サーバーレス・バッチ
OS とプロトコルで選ぶファイル共有(EFS / FSx / File Gateway)、テナントを分けて守る SaaS(Cognito + テナント ID + PrivateLink)、サーバーを持たない API(API Gateway + Lambda + DynamoDB + SQS)、安く確実に終わらせるバッチ(AWS Batch + Spot + Step Functions)
- ファイル共有(複数のサーバーや拠点で同じファイルを使う)複数のサーバーで同じファイルを使うなら、EBS ではなく共有ファイルシステム。Linux なら EFS、Windows(SMB・AD)なら FSx for Windows、HPC なら FSx for Lustre、オンプレから S3 を共有ドライブに見せるなら S3 File Gateway約9分(有料会員限定)
- ファイル共有(複数のサーバーや拠点で同じファイルを使う) ミニクイズ読んだ直後に、短い問題で確かめる約3分(有料会員限定)
- ファイル共有(複数のサーバーや拠点で同じファイルを使う) 考える演習要件から構成を選ぶ・なぜその構成かを自分の言葉で選ぶ約6分(有料会員限定)
- ファイル共有(複数のサーバーや拠点で同じファイルを使う) 本番形式問題「ある企業では〜」のシナリオ問題で、本番の聞かれ方に慣れる約6分(有料会員限定)
- SaaS(1 つのシステムで、たくさんの会社を安全に分ける)SaaS の肝はテナント分離。ログインは Cognito、データはテナント ID をキーに(DynamoDB のパーティションキー・IAM 条件で縛る)、API は API Gateway の使用量プランで会社ごとに制限、大口客の VPC へは PrivateLink で非公開に提供約11分(有料会員限定)
- SaaS(1 つのシステムで、たくさんの会社を安全に分ける) ミニクイズ読んだ直後に、短い問題で確かめる約3分(有料会員限定)
- SaaS(1 つのシステムで、たくさんの会社を安全に分ける) 考える演習要件から構成を選ぶ・なぜその構成かを自分の言葉で選ぶ約6分(有料会員限定)
- SaaS(1 つのシステムで、たくさんの会社を安全に分ける) 本番形式問題「ある企業では〜」のシナリオ問題で、本番の聞かれ方に慣れる約6分(有料会員限定)
- サーバーレス API(サーバーを 1 台も持たずに API を公開する)API Gateway で受けて Lambda で処理し、DynamoDB に保存する。重い処理や失敗しうる処理は SQS で非同期にし、DLQ で失敗分を残す。通知は SNS。使った分だけの料金で、台数の管理がない約11分(有料会員限定)
- サーバーレス API(サーバーを 1 台も持たずに API を公開する) ミニクイズ読んだ直後に、短い問題で確かめる約3分(有料会員限定)
- サーバーレス API(サーバーを 1 台も持たずに API を公開する) ハンズオンAWS CLI 風シミュレーター(学習用・非公式)で手順どおりに作り、右の構成図で確かめる約10分(有料会員限定)
- サーバーレス API(サーバーを 1 台も持たずに API を公開する) 考える演習要件から構成を選ぶ・なぜその構成かを自分の言葉で選ぶ約6分(有料会員限定)
- サーバーレス API(サーバーを 1 台も持たずに API を公開する) 本番形式問題「ある企業では〜」のシナリオ問題で、本番の聞かれ方に慣れる約6分(有料会員限定)
- バッチ処理(夜間や定期の大量処理を、安く確実に終わらせる)定期の大量処理は、常時サーバーを持たない。短いなら EventBridge Scheduler + Lambda、長い・重いなら AWS Batch(Spot で安く)か Fargate、複数ステップは Step Functions、途中で止まっても再開できるように設計する約10分(有料会員限定)
- バッチ処理(夜間や定期の大量処理を、安く確実に終わらせる) ミニクイズ読んだ直後に、短い問題で確かめる約3分(有料会員限定)
- バッチ処理(夜間や定期の大量処理を、安く確実に終わらせる) 考える演習要件から構成を選ぶ・なぜその構成かを自分の言葉で選ぶ約6分(有料会員限定)
- バッチ処理(夜間や定期の大量処理を、安く確実に終わらせる) 本番形式問題「ある企業では〜」のシナリオ問題で、本番の聞かれ方に慣れる約6分(有料会員限定)
Chapter 4災害対策とハイブリッド
RTO / RPO から 4 つの DR 戦略を選ぶ(バックアップ・パイロットライト・ウォームスタンバイ・マルチサイト)、オンプレミスと AWS を安全につなぐ(VPN / Direct Connect + Storage Gateway + DataSync)
- 災害対策(リージョンごと失っても、決めた時間内に戻す)DR は RTO(何分で戻すか)と RPO(何分前のデータまで許すか)で決める。安い順に バックアップ&リストア → パイロットライト → ウォームスタンバイ → マルチサイト。切り替えは Route 53 のフェイルオーバー、DB はクロスリージョンレプリカや Aurora Global Database約11分(有料会員限定)
- 災害対策(リージョンごと失っても、決めた時間内に戻す) ミニクイズ読んだ直後に、短い問題で確かめる約3分(有料会員限定)
- 災害対策(リージョンごと失っても、決めた時間内に戻す) ハンズオンAWS CLI 風シミュレーター(学習用・非公式)で手順どおりに作り、右の構成図で確かめる約10分(有料会員限定)
- 災害対策(リージョンごと失っても、決めた時間内に戻す) 考える演習要件から構成を選ぶ・なぜその構成かを自分の言葉で選ぶ約6分(有料会員限定)
- 災害対策(リージョンごと失っても、決めた時間内に戻す) 本番形式問題「ある企業では〜」のシナリオ問題で、本番の聞かれ方に慣れる約6分(有料会員限定)
- ハイブリッドクラウド(オンプレミスと AWS を安全につなぐ)オンプレと AWS をつなぐ線は、速く作るなら Site-to-Site VPN、安定と帯域なら Direct Connect(+ VPN をバックアップ)。つないだら、ルートテーブルに社内 CIDR → VGW の経路と、SG で社内からの許可が要る。ファイルは Storage Gateway、移行は DataSync、AWS を社内に置くなら Outposts約11分(有料会員限定)
- ハイブリッドクラウド(オンプレミスと AWS を安全につなぐ) ミニクイズ読んだ直後に、短い問題で確かめる約3分(有料会員限定)
- ハイブリッドクラウド(オンプレミスと AWS を安全につなぐ) 自分で組む完成条件だけを見て、自分で構成を組む約10分(有料会員限定)
- ハイブリッドクラウド(オンプレミスと AWS を安全につなぐ) 考える演習要件から構成を選ぶ・なぜその構成かを自分の言葉で選ぶ約6分(有料会員限定)
- ハイブリッドクラウド(オンプレミスと AWS を安全につなぐ) 本番形式問題「ある企業では〜」のシナリオ問題で、本番の聞かれ方に慣れる約6分(有料会員限定)
Chapter 5章末テスト
この章の範囲から 20 問。正答率 80% 以上で理解できていると判定します。問題は毎回少しずつ変わります