TLS② 期限切れ・名前不一致・社内 CA
Pro会員限定上級約39分6レッスン
証明書エラーの代表的な3つ(期限切れ・名前の不一致・信頼できない発行者)を、curl と s_client の出力から見分けます。SNI によって配られる証明書が変わる仕組みを確かめ、社内 CA の証明書を --cacert で正しく信頼し、最後に期限監視のスクリプトを作ります。
対象者: 「証明書エラーが出る」という問い合わせに原因を特定して答えたい方 / 社内 CA のサイトや複数ドメインの HTTPS を運用する方
前提知識: TLS① 証明書を読む 修了程度
この教材を終えると、できるようになること
- curl の終了コード 60 とエラー文、s_client の verify error / Verification error の行から、証明書の期限切れを特定できるようになる。
- 名前の不一致エラーの原因が nginx の default_server にあることを説明し、s_client は既定では名前を確かめないことを理解する。
- SNI(Server Name Indication)の役割を説明し、-servername の有無で配られる証明書が変わることを s_client で確かめられるようになる。
- unable to get local issuer certificate の意味を説明し、curl --cacert で社内 CA を指定して検証付きで接続できるようになる。
- s_client と x509 -checkend を組み合わせた確認をスクリプトファイルにまとめ、複数のサイトの証明書期限を1回で判定できるようになる。
修了後の姿: プロトコルの中身とネットワーク設計を理解し、複雑な障害の根本原因の特定から再発防止の設計まで任せられるエンジニアへ。
Chapter 1証明書エラーを見分ける
エラーの種類を出力から特定し、正しい方法で直し、防ぎます。
Chapter 2確認クイズ
証明書エラーの見分け方と SNI・社内 CA の理解度をチェックします。