DNS 上級② レコード・TTL・キャッシュ
Pro会員限定上級約37分6レッスン
A レコード以外の DNS も読めるようにします。メールの配送先(MX)、なりすまし対策の SPF・DMARC(TXT)、逆引き(PTR)を確かめ、切り替えたはずの IP が社内で古いまま返る理由を TTL とキャッシュの残り時間から説明します。「存在しない」という答えまでキャッシュされるネガティブキャッシュも扱います。
対象者: メールや Web の DNS 設定を任されている方 / IP の切り替え作業を計画する方
前提知識: DNS 上級① 権威と再帰 修了程度
この教材を終えると、できるようになること
- MX レコードの優先度と配送先ホスト名を読み、配送先の A レコードまでたどって、メールがどのサーバーに届くかを説明できるようになる。
- TXT レコードに書かれた SPF と DMARC の内容を読み、どのサーバーが example.jp として送信してよいか、なりすましメールがどう扱われるかを説明できるようになる。
- dig -x で IP アドレスから名前を引き、逆引きゾーンの仕組みと、逆引きを設定するのがアドレスの持ち主であることを説明できるようになる。
- 再帰サーバーのキャッシュの残り TTL と権威サーバーの設定値を比べ、切り替えた IP がいつまで古いまま返るかを見積もり、TTL を事前に下げる運用を説明できるようになる。
- NXDOMAIN の応答に付く SOA から、存在しないという答えがキャッシュされる時間(ネガティブキャッシュ)を読み、新しい名前を公開するときの注意点を説明できるようになる。
修了後の姿: プロトコルの中身とネットワーク設計を理解し、複雑な障害の根本原因の特定から再発防止の設計まで任せられるエンジニアへ。
Chapter 1レコードを読み、キャッシュを読む
MX・TXT・PTR の意味を確かめ、TTL とキャッシュの残り時間から切り替えの影響を説明します。
Chapter 2確認クイズ
MX・TXT・PTR と TTL・キャッシュの理解度をチェックします。