シグナル・優先度・開いているファイル
Pro会員限定上級約40分7レッスン
kill は「止める」だけのコマンドではありません。HUP で設定を読み直させ、TERM と KILL を使い分け、kill -0 で生存を確認します。renice / nice で暴れるプロセスに順番を譲らせ、lsof で「誰がそのファイル・ポートを掴んでいるか」を突き止めます。
対象者: プロセスを「止めずに直す」選択肢を持ちたい方
前提知識: /proc で見るプロセスの正体 修了程度
この教材を終えると、できるようになること
- 主要なシグナル(HUP / INT / KILL / TERM)の意味を知り、kill -0 でプロセスの生存を確認できるようになる。
- kill -HUP でデーモンに設定の再読込とログの開き直しをさせ、プロセスが生きたままであることを確認できるようになる。
- TERM を無視するプロセスをログで確認し、KILL で強制終了したうえで、終了を終了コードで確かめられるようになる。
- nice 値の意味を理解し、CPU を占有するプロセスの優先度を renice で下げられるようになる。
- nice -n でコマンドを低い優先度で起動し、本番サービスへの影響を抑えられるようになる。
- lsof -i でポートを使っているプロセスを、lsof <ファイル> でファイルを開いているプロセスを特定できるようになる。
修了後の姿: 障害の根本原因をログとコマンドで突き止められる、チームに頼られる運用エンジニアへ。
Chapter 1プロセスと会話する
シグナル・nice 値・開いているファイル。プロセスを止める前に打てる手を増やす。
Chapter 2確認クイズ
シグナル・優先度・lsof の理解度をチェック。