複数環境の運用 — staging と production
Pro会員限定中級約42分6レッスン
同じプレイブックを検証環境(staging)と本番(production)に使い分ける、現場で最も多い構成を実践します。環境ごとのインベントリと group_vars、staging で確かめてから本番へ、既定を staging にして本番事故を防ぐ設定までを身につけます。
対象者: 検証環境と本番環境を安全に使い分けたい方
前提知識: ローリングアップデート 修了程度(group_vars と --limit を知っていること)
この教材を終えると、できるようになること
- 環境別インベントリ(inventories/<env>/hosts + group_vars)の構造を説明できる
- 環境別 group_vars により同じ変数名が環境ごとに違う値を持つことを、--host で確認できる
- 本番の前に staging で同じプレイブックを通し、結果を確認できる
- staging で確かめたプレイブックを、本番ではカナリア → 全体の順で適用できる
- ansible.cfg の inventory 設定で、既定の対象を検証環境に固定できる
修了後の姿: ロールで構造化し、Vaultで機密を守り、タグ・ローリング適用・エラー制御を使った本番想定のAnsible運用ができるようになります。
Chapter 1環境を取り違えない
環境別インベントリの構造・変数・適用順序・事故防止の設定を実践します。
- 環境ごとにインベントリを分けるinventories/ ディレクトリの構造を読み、環境がどう分かれているかを把握します。約8分(有料会員限定)
- 環境ごとの変数を見分けるansible-inventory --host で、同じ変数名が環境によって違う値になることを確認します。約8分(有料会員限定)
- staging で先に確かめる検証環境に対して、疎通確認 → --check → 本実行の順で web.yml を適用します。約10分(有料会員限定)
- production はカナリアから本番インベントリに対し、--limit で1台先行してから全体へ広げます。約9分(有料会員限定)
- 既定を staging にして本番事故を防ぐansible.cfg の inventory を staging にし、-i を忘れても本番に当たらないようにします。約7分(有料会員限定)
Chapter 2確認クイズ
複数環境の運用を確認します。